ホノルルマラソンを歩く・・・⑤

睡眠が十分すぎたのか(?)、スタート地点へ着く前に5時がきて、花火が上った。  ストレッチをするまもなくそのままスタート(約15分後に出発できた)。 
私たちは歩くので、道を譲って端っこを行く。  ダウンタウンは「シティライツ」のイルミネーションが華やかで(といっても神戸のルミナリエほどじゃない)、写真を撮ったりしながらいつものペース。 その後ワイキキの大通りを通り、ダイヤモンドヘッドのあたりですっかり夜が明けた。 
このあたり(10km過ぎ)は余裕で、風が気持ちいい。  昨日・一昨日より好天気で、ずっと陽射しがきついけれど。 熱心な応援(その多くは旅行社のもの)や地元の人のバンド演奏もあってお祭りマラソンの気分を味わった。  最初から別行動の私たち(だって実力差ががあるんですもの)、ときどきケイタイで連絡しあう。 
30kmあたりまでは時速6.3kmぐらいでいつも通りだったか、徐々に疲れがたまってきた。 このままで行けば6時間半ぐらいかなあっと計算したりしていたが、ダイヤモンドヘッドの下り坂で右足が痛くなった。 山歩きでも、上りは強いのに下りがまるでダメな私だから・・・。 
あと2kmと聞いてからの長かったこと。 周りはこの頃から最後の力を振り絞って走り出すが、私は最後まで決して走らない・・・と決めていたので、歩き通した。 フィニッシュラインの写真ポイントでは、帽子をとって、ちょっとポーズをとってみたんだけれど、どう写ったかしら・・・。 明日以降は登録ナンバーを入力すると、その写真がネットで見られるそうです。
15分のスタートを遅れも、ICチップは記録してくれているので(途中5箇所ぐらいチップを計測する地点がある)、記録は6時間46分・18232位でした。 
オットを待つ間に、初めて持ってきていたアンパンを食べ、もらったりんごをかじったりしたけれど、レース中は怖くて止まれなかった。 止まると2度と歩けないような気がしたから、何も食べずただエイドステーションでアミノバリュー大塚製薬はスポンサー)と、水を飲むばかりだった。 同じ理由で、キレイな景色もレースの様子も撮影出来なかった。 運んでいるだけのカメラはずっしりと重たかった。 
オットは約1時間半後に戻ってきて、二人で完歩を喜び合った。 しかし、そろそろ・・・でないと立ち上がれないのだ。 これにはビックリ。 とてもホテルまで(約3km)歩けそうにないので、バスで戻ったほど。
外へご飯を食べにいく元気もなく、料理する気力もなく、サンドイッチを作って晩ご飯にしました。
明日になれば、もう少しまともな文も書けそうだけれど、取り急ぎ・・・今日の報告です。