思いつきで屋久島旅行*第5日

すでに筋肉痛もなく、お天気は今までで最高のピーカン晴天。 よ〜し、今日こそ! なのに、午後便で帰るのだ。 残念なことに、時間だけがないのだ。
で、どうする? ドライブしてお土産を買って、お昼ご飯を食べよう・・・と決まる。 昨日行った「ヤクシマランド」の奥に「紀元杉」を見に行くことに。 この「紀元杉」はクルマで行ける唯一の巨木杉で、観光ポイントになっている。 海辺ではあんなに晴れていたのに、山へ入るとまた雨降り。 もうすっかり慣れた屋久島天気模様。 一台のクルマともすれ違わないない道路には猿たちが出て、のんびりと毛づくろい中。
 名物杉は根が傷むのを防ぐために木道で囲まれている。 
クルマで走ってみて、感じること。 小さなイメージのい島なのに(そう思っていたのに)とにかくこの島は大きい。 次の目的地まで30分以上のドライブは当たり前、 歩くと言ったら反対されるハズだ。  
帰り道には「屋久島環境文化研修センター」「屋久杉自然館」といったところを見学。 こういうところは最初に行くのがいいのか、最終がいいのか、って悩むんだよね・・・。 自然館の隣にある「杉の茶屋」は手作り感が溢れる。 ここで食べた「かからん団子」も美味しかったが、お土産は電話予約を入れておいた「できたて屋2」で。       名人(78歳)が山へ入り、「よもぎ」と「かから」の葉っぱを摘まれるのだそうだ (毎日ですぞー)。 お店担当のお嫁さんは、「私には作れない、いつまでお店に出せるか 分からない・・・」という貴重品なのだ。
 素朴な黒砂糖の甘さ、よもぎの香り、美味!
この店は本来はお弁当屋さん。 登山客のために早朝弁当は4時から売られます。 黒砂糖の蒸しパンも自宅に持ち帰ってわかったけれど、今まで食べたことがない美味しさ。 おばあさんが元気なうちにまた行かなくちゃ!っと強〜く決意したのだった。
お昼ごはんは「屋久どん」というなんともフシギなレストランで。 種子島も見えるという海辺にあって、芝生が美しいキャンプ場にある(オーナーは不動産会社らしい)。   取り巻く風景は素晴しいが、インテリアは最悪。 存在感たっぷりの屋久杉の彫刻がこれでもか!と並ぶ。 趣味と思われるのヴィンテージ・アロハシャツも壁に張り付く。いや〜、落ち着かないわ。 屋久島名物料理は数々、すでに体重増加の実感を感じ続けている私に定食類や「飛び魚の空揚げ入りうどん」は重すぎるので、シンプルに「屋久うどん」。 出汁も麺もあまりにフツウ・・・。
約束通り、空港前の駐車場にクルマを停めて(キーは打ち合わせとおり、隠してネ) そのまま搭乗。 あっという間に鹿児島、そして神戸。
5日間はこの島では短かすぎた。 水遊びが出来るシーズンにまた行きたい!   杉はもういっぱい見たし、この島で最も美しいものが水だと思うから・・・。