思いつきで屋久島旅行*第3日*

朝からあちこちが痛い・・・、想像よりも痛い。 ダラダラと起き上がるが、お腹は元気だ! 今朝もご飯がおいしい。
「山へ行く?」と二人で相談。 島一周ドライブにしよう・・・と決める。 それならどこも痛くならない、今日は『癒しの日』ということで過ごそう。 
泊まっている宮之浦から時計の反対周りで一周することにした。 最初は海亀が産卵に上がるという「いなか浜」から・・・、ウミガメの産卵はこの浜が日本一多いらしい。 夏の夜には多くの見物客が繰る出すらしいが、そんなの見て楽しいのだろうか・・・。 誘われても見たくないことの1つ。
             いいお天気だ・・・、こんな日でも山はガスっている
屋久島というと、世界遺産。 登録後の観光客の増加は問題も多いらしいが、それでもこの島は美しく、浜辺も登山道もゴミ1つおちていない。 山小屋のトイレ状態などは危険ゾーンに入っているような気がするがけれど・・・、何とかキープされている。 
昨日の『白谷雲水峡』あたりは世界遺産ではない。 到着以来3日目にして私たちは初めて世界遺産の領域へ入った。 西部林道のあたりがそう。 すれ違うのも困難な細い道(当然バスは入ってこない)と聞いていたが、軽自動車じゃ楽々、どうってことはない。 確かにこの島では、普段運転していない観光客が不便さのあまりレンタカーを借りるケースが多いので、事故率が高いのだろう。
            西部林道を通って、大川(おおこ)の滝で マイナスイオンを浴びる・・・
お昼ごはんは雑誌で目をつけていた「茶屋ひらの」で、『屋久然料理』という名の地元の材料を使ったお料理を頂く。 20種類ほどの大小いろいろなお料理が次々テーブル一杯に広がる。 お皿の数が多いとワクワクする私です! 元気なお姉さんが大きな声で、お料理を一つ一つ説明してくれる(どのお客にも同じ説明を繰り返すので、最後にはすっかり料理通になった?)。
   いろんな味が楽しめて、お得感あり! おすすめの「茶屋ひらの」

今日の温泉は「尾之間温泉」。 おのあいだ温泉と読みます。 ちょっと熱めのお湯がいいです。 お風呂も大きいし、熱すぎてつかっている人が少ないのもいい、入湯料が200円と安いのもいい。 二人とも大いに気に入りました・・・。
動かず、食べてばかりだったので、晩ご飯前に安房(あんぼう)の町までウォーキングすると言って、宿のおかあさん(・・・といっても同い年)に呆れられ、止められる。   確かに遠すぎた! 空港近くまで行って(それでも10kmはあっただろう)途中で折り返し、楠川温泉で汗を流す(何をやってんだか・・・)。 
もうクタクタ! 迎え酒ならぬ、「迎え筋肉痛」というアイディアだったが、かえって筋肉疲労を貯めただけだったようだ。 どうやら「歩かないとタイヘンなことになる」というプレッシャーに囚われているようだ。