祇園祭・・・

今日は祇園祭。 
私の育った京都にはいろいろな祭りが1年中あるなかで、一番豪華絢爛なお祭り。 
何といっても織物の美しさにはほれぼれする。 去年は久しぶりに友人と見ることが できたが、今年は行けなかった・・・。 1ヶ月間も続く長いお祭りで、メインイヴェントは今日の山鉾巡行。 この時期に梅雨が明けていることは少なくて、雨にあうことのほうが多いけれど、今朝は土砂降りの大雨(きっと京都もそうに違いない・・・)。 雨仕度の山鉾じゃ、残念だろう・・・参加する人も見る人も。 
故郷恋し・・・なあんて、私に限って起こるはずがない。 いつも前進、先だ!先だ! って生きてきたから。 ところが、10回の転居・数十回の海外旅行を重ねるうちに、 京都は本当にいいところだ・・・と旅行者の目で見ている自分に気付いた。 
旅行者って、そこで暮らしている人から見れば、怠け者で余計者でしかないだろうけれど、「ただの通りがかりではないぞ〜 育ったところだもの!」って。 私は叫んでいるのだ。
じゃ、暮らす人になるのか・・・というと、そうもいかない。 もう離れて 30ウン年も過ぎたからね。 家族も「京都ではね・・・」から始まる私の話にはウンザリ聞こえないフリ?をしているみたいだし。 そういえば、「鱧が食べたい〜」って言ってるのも私だけかも・・・。