お芝居の年頃・・・

ジムの帰り、ちょっとオシャレなおばさんたち(私ぐらいの年代)に大勢出会った。
今日は浅丘ルリ子渡辺えり子の『おかしな二人』の公演日だったことを思い出した。 今年の初めに案内が送られてきて、あっいいかも・・・と思っていたが、あまりにも先なので予定も立てられないまま放置していて、そして忘れていたのだった。
芝居は大好きだけれど、半年も前からチケットを取らないといけないなんて!ちょっと違うんじゃない? 人気のお芝居だとなおのこと(三谷幸喜が一番取りにくいだろう)。電話をかけまくらないとダメなんて!かなりタイヘン、大仕事。

この『おかしな二人』も当然、ソールアウト。 そういえば、昨日から大道具のトラックが2台停まっているなあと思っていたのだった。 
その時、大荷物を引きずった加藤健一とそのグループにすれ違ったんだけれど・・・、何だったんだろう?打ち合わせ?だったのか(近く同じホールで公演があることだし)。彼もオーラがパチパチ!その辺を歩いているオヤジとは大違いだわ!

このお芝居、観客はほぼ100%女性だろう・・・アベレージは50代後半ぐらいか。 
それにしても、日本の舞台芸術は女性ばかりが支えている感じ・・・。 男性層や広い年代に広がらないと、いけないと思う。 現実離れしている芝居に、おじさんたちは入り込めないんだろうか。 チケット代があまりにも高いから、財布を握っている主婦だけの特権なのだろうか。 もっと女だらけになるのが、バレエの公演。 ほとんど劇場で男性を見たことがない! 何か貧しいなあ〜。  ヨーロッパじゃ、じいさんも少年も、若いカップルもバレエを見に来てて、ほぼ男女同数の客席だったのになあ。 
外国生まれのものだから? 確かに歌舞伎や文楽などではもう少し男性比率が高いように思えるけれど、若い年代が少ない・・・。 
うちのオットにもお芝居を楽しむ習慣がないなあ〜。 「留守番してる、見に行けば!」って言う。  これって本当につまらない! 
せっかく歩いていける距離に劇場が出来たんだし、ぜひ一緒にね!