日本代表は決まったけれど・・・

ジーコの発表会見を見ていた。
私的には、久保に代わって巻の選出より、松井大輔の落選ほうがサプライズだった。久保は最近も調子が悪く、何かを我慢している様子が痛々しい感じだった。 
でもこれって、マリノスの最近の不調と関係あるよね。 マリノスに故障者が多くて負け試合が続き、代表候補としてアピールできるチャンスが少なかった。 
そして、同じく体調不全な柳沢をFWに加えたことのしわ寄せを、松井が被ったという気がする。 松井は行き詰まったゲームの展開に欠かせないスーパーサブなのに、柳沢がFWに入ったことで自動的に押し出されて、枠内に入りきれなかったということだろう。 中田浩二なんかよりずっとずっとヨーロッパで仕事をしているのは松井なのに。 本山だっていい仕事をするよね。 しょうがないか、MFは混みあっているから。
それにしても、あれほど言われていた「アテネからドイツW杯へ」行けたのが駒野一人なのがとても寂しい・・・。 松井・阿部勇樹が選ばれて“谷間の世代”の意地を見せてほしかった。

私はサッカーファンになったのが、日韓W-カップ後。 あのW-カップの時はアメリカにいて見ていなかった・・・、日本がすごいことになっていたのを経験していない。 
帰国後、その穴を埋めるようにサッカーを見るようになって・・・つまり4年弱。 
だから、その成長過程を知らない『黄金の世代』より、ずっと見てきた『谷間の世代』により親近感をもっていて、この世代からスターが育ってほしいと願っているのです。 山本監督のオリンピック代表戦をよく見に行きましたから。
前回のトルシエのようにU23代表とフル代表の両方を兼ねる監督じゃなかったというのが痛かったね・・・。
久保の精一杯といったインタビューを聞いてると、やはり機会あるごとにアピールすることがいかに大事か・・・という結論を見たと思った。
巻家では、前夜から両親・家族総出でメディア露出が多かったよね。 メディア戦略かとさえ思ったよ。
選ばれる予定もなかった松田直樹、J2への降格と共に忘れれたような三浦淳宏。 日の当るところにいないとダメということなのね。