ジョニーデップの魅力

今夜はスターチャンネルでジョニーデップの『ネバーランド』を見て、ちょっと涙。
ジョニーがピーターパンの作者ジェームズ・バリを演じる。
ピーターパン・ジョニーデップ・フレディハイモアと、ご贔屓3つ揃えですもの…、  (ディズニーランドでもピーターパンが一番好き!)ずっと見なくちゃと思っていた作品。

英国の抑制された大人社会の中で、夢を追いかける少年ごころの楽しさがくっきりと浮かびあがる。 20世紀初頭の英国階級社会の雰囲気、正統派お坊ちゃんファッションの可愛らしさ、細密画のようなネバーランドの美しさ、怪しさ・・・。
ピーター少年を演じたフレディ・ハイモアはその繊細さが魅力で、『チャーリーとチョコレート工場』でもジョニーと再び競演。 ジョニーに気に入られたんだね・・・タイヘン!すごい子役ってこれまでもいたし、これからも出てくるだろうけれど、難しいね。 大人のなり方が・・・。
この映画もテーマは「大人のなり方」
大人を信じることができなくなっていた3男のピーターは、バリが自分たち家族のために書いた「ピーターパン」の劇を見て、「信じてごらん!」の意味を初めて深く知る。  他の兄弟たちも同じ・・・、愛され守られているだけ存在から抜け出て、最愛の母を  ネバーランドへ旅立たせられるほど成長して大人への道を歩み始める…。
ジョニー・デップは『クライ・ベイビー』『シザー・ハンズ』の初期の作品から ずっと見続けてきた。 いつもクセモノ、そこがいい。 軽〜く先入観を破ってくれて、振り向き 笑いをされる。 また裏切られたい・・・と、思わせれてくれる。 
彼以外の誰がネバーランドに行けるのだろう・・・と、またも完璧ななりきりだ。