マレーシア日記**第15日

観光旅行なら、クアラルンプールのイメージはこれだろう。
ペトロナスタワー。
世界一のっぽのツインビルということで有名だった・・・。 今は台北の101ビルが追い抜いて世界第2位という地位に甘んじている。 こういう競争は何か虚しいなあ〜
しかし、人気スポットであることには変わりない。 前回の教訓から、午前中でないと 入場整理券がもらえないのを知っていたので、9時半のバスで出発。
KLCC(クアラルンプール・シティ・センター)へ着いたのは10時半ごろ、しかし貰った整理券は午後4時のもの。 でも、このような有名どころでタダというのは素晴らしい。東京タワーもエッフェル塔もタダじゃないですよねぇ。 だから、とっても人気があるのです。
このKLCCは(競馬場の後を利用して作られた)クアラルンプールの新都心。 広くて美しい公園の周りを囲むように、ツインビルの他、オフィスビル、ホテルなどがあって 地下鉄駅と直結です。 地階から4・5階まではクラルンプールを代表するショッピングモールです。
なにしろタワー見学まで5時間余りもあるのです、まずはショッピィングモールを探索。私たちが滞在しているところのモールとはかなり違い、そのスケールもすごいけれど、クオリティの高さにヘェえ〜。 一番大きいデパートは伊勢丹で、今日はメンバーだけのスペシャルバーゲン、入場を待つ人が列を作っています。

お昼は隣りのマンダリン・オリエンタルホテルで飲茶をしました。 ここはお薦め!豪華な雰囲気の中で美味しい食事をゆっくりと楽しめてしかも安い。 二人でお腹いっぱい食べて3千円ほどでした・・・(あっ、豚肉を使わないので、香港とはちょっと違うよ)。
食事の後は公園の木陰でのんびりと休憩。 どこからか流れてくるコーランと涼しい風が心地よく、外国なのは忘れないけれど、すっかり馴染んでいるのを知ります。  いい国だなあ・・・。
伊勢丹でちょっと買物(夫はキャップ、私はTシャツ)のあと、いよいよタワーへ。   2・30人のグループになって、途中に架かっている展望ブリッジまで上ります。 41階のブリッジまで、だから(エレベーターであっという間)なあんだ!という感じだけれど、ブリッジの下に何もない・・・というのは恐怖でした。 で、見上げると、ゴンドラで作業している人がいて、ウハァ〜。
帰宅したら、ちょっとした事件!
カードキーが反応しないので、部屋へ入られなくなって大騒ぎになってました。 ハウスキーピングのお姉さんも廊下で立ち往生したまま、まだお掃除ができていないというのです(夜まで何をしてたの? と言いたいのはがまん・・・)。  私たちはラウンジでグダグダ。 飲み物のサービスも受けて、それはそれでリラックス・・・。
一度はドアが開いてお掃除が終わり、戻って来たらまた開かなくなっていて、私たちはもう再度ラウンジへ逆戻り、2度目の待機です。 
コンシェルジュのお兄さんは(この人は本当に気持ちのいい子です)、今日が最後の仕事だったそうで「なんてことだ、恥ずかしい・・・」って、あきれた笑顔です。 部屋を 替わってもらうかも知れないと言うのですが、あと2泊なのに引越しは面倒だ・・・と、 ドッと疲れました。 夫はきっとグレードアップした部屋へ案内されるだろうから、それもいいな・・・と言ってましたが。 ドアごと取り替えて、一件落着。   
引越しも無くなってホッとしました、そして疲れました・・・。