『木更津キャッツアイ・ワールドシリーズ』と『過去のない男』

この2本を昨日一日で見た。 
木更津キャッツアイ』は伊丹の映画館で! ファーストデイ(1000円の日)なので、 どんなに混んでいるかと警戒していたが、ガラガラ!  大ヒットなんでしょう?  元々いつも空いている映画館とはいえ、これほど寂しいとは・・・(パンフレットは売り 切れていたよ)。 若者は場末(というか郊外のシネコン)へは来ないのか・・・。
娘は全部のTVシリーズと映画も見て、DVDも完全コレクション。 けれど、私は全く初めて。 彼女からちょこっと知識を仕入れてスクリーンに向かうのだった。 
出演者は旬でキラキラしているけれど、これってTVのサイズじゃない?すべてが・・・一部の『木更津ファン』を除くと、しんどいなあ〜 眠くなってうとうとしてしまった。
「青春時代は短く、人は成長していく」という普遍のテーマ。  何度も見て、読んで、経験してきたこと。 もっと、鋭いカタチで見せてほしかった。  50代後半ともなると、そうかそうかで終わっちゃう。 
夜はNHK・BSで、『過去のない男』。 これを見ないと今年のフィンランド・マイブームが終わらないような気がして、とても楽しみにしていた。 晩ご飯も軽く済ませて、お茶とおやつを用意してスタンバイ。 なつかしい場所がいろいろ出てきて、ヘルシンキはいいなあと思う。 しかし、1週間ほどの滞在ではこんなディープな世界を見るはずもなく、へぇーの連続。 
こちらは出演者は1人としてキラめかず、スゴイ俳優たちがなんとも重い。 アイドルもイケメンも美女もまったく無縁の出演者たち、その存在感はどうだ! 『かもめ食堂』でコーヒーのお呪いを教えてくれる「彼」が主役だ。 しかし・・・、これまた昼間の疲れも手伝ってうとうと・・・。
2本とも、見たといえば見た! のだった。