マレーシア日記**第6日

マレーシアはイスラム教徒の国なので、『コーラン』の教えがあちこちで見られます。 私がよく目にするのは『ハラム』と『ハラル』、 何か双子の名前か漫才コンビのようですが・・・、コーランによって禁じられたものはハラム、許されたものはハラルといいます。
ハラムに含まれるものは豚肉からつくられた食品、血が残っている食品、異教徒が 殺した動物など。 
昨年訪れたペナンはマレーシアではチャイニーズの割合が多く(70%ぐらい)あまり気付かなかったけれど、首都クアラルンプールでは目にしない日がありません。
ホテルなど大勢の人が集まる場所ではハラルなお料理だけです。 スーパーには、 『NON HARAL』としっかり表示があって、隔離された場所に置かれています。 中国系・インド系の人がそのコーナー専用のレジにいて、そこで支払います。
その支払済みの食品をまた買い物カゴに入れて店のレジへ行ったため、嫌な思いをさせてしまいました。(本当に嫌そうに指先で摘み上げた・・・)。 宗(教)ハラだったかと気付いて、二人で謝りました。
レストランも中華料理店などは『NON HARAL』と書いてあります。 それでか、よく見かけるのが鶏料理のお店。 KFCはあちこちにあって規模が大きいし、チキンライスのチェーン店もよく流行っています。 会社や学校の友人たちとワイワイと食事をするのにピッタリなんだな〜と思います。

マレーシアやシンガポールのチキンライスは、鶏スープで炊いたご飯に蒸した鶏肉が別のお皿で出されます(グリルした鶏もあります)。 海南風とありますから、海南島 出身者が多いということでもあります。

・・・今日のランチ、チキンライスです