フィンランド紀行−① ヘルシンキ到着

「そうだ!ヘルシンキへ行こう」と日本を出てきた。
昨今のフィンランドブームにもしっかり便乗、昔から大好きな北欧のデザインを訪ねる旅の道連れは娘。 夫を残して羽伸ばし旅(どこにいようと羽は思い存分伸ばしているけれどね・・・)へ出発。
我が家から歩いて5分で乗れる空港リムジンバスで関空へ。
バスに乗ってから、「何かヘン?!」と気付いた私。 なんてことか! 左右で別の靴を履いている。 娘に言ったら、大笑いするだろうからバスの中では黙っていた・・・。 空港で言うと、案の定笑いが止まらない。
「黙ってたら、誰にも分からないって!」て言われるけれど、右はひも付きのアシックス、左はひも無しのNO NAME。 履いている自分がこのままではイヤなのだ。 空港でスニーカーを探すが、関空にはワタシサイズの靴は1足も売ってなかった。 仕方なくユニクロでスポーツサンダル(780円)を買うことに。

   今回もまた前途多難な旅立ちとなった。

乗ったのはムーミンが画かれたフィンランドエア。 一番近いヨーロッパのヘルシンキだが、9時間半。 エコノミークラスはかなりキツイ。 驚いたのは食事のまずさ、今まで経験がないほど おそまつ。 ぱさぱさ肉のカレーライスとサラダ、お決まりの蕎麦。デザートのキットカットが一番おいしかった・・・。 
食事に比べて、映画はよかった。 『ピンク・パンサー』と『博士の愛した数式』。

頭の芯が疲れ果てたころにヘルシンキ着。
空港からはフィンバスでヘルシンキの中央駅へ。 初めての国、初めての町、でも15分程度でホテル到着。 実際はこのホテルが経営する別棟のアパートで1週間暮らす。

 
   *ベッドルーム                  *ダイニングキッチン
大体50平米ぐらいの広さ、キッチンは見事に調理器具が揃っていて、もう完璧!  とても古い石造りの建物だけれど、素敵にリフォームされていて快適。 インテリアは IKEAのものがほとんどだけれど、センス良く整っている。 もちろんサウナもある、共同のものが部屋の真向かいにある。 
荷物が収まったところで、さっそく街へ。
エスプラナーディ通りは真ん中の公園をはさんで、平行に2本走るメインストリート。 アパートから2筋目(徒歩1分)、滞在中毎日通ることになったストリート。 アラビア、イッタラー、マリメッコなどフィンランド・ブランドが軒を連ねる(銀座通りに例えられる)。 デパートのストックマンもこの通りにあり、デパ地下で食料をいろいろ買った。 すでに予想を上回る物価高が分かった。 9時を過ぎても、まったく昼間の明るさ・・・これも予想以上。
 
 *アパートの共同サウナ(予約制)        *最初のディナー 
次の日へ続く